時間の浪費に終始

政権政党である民主党の迷走ぶりは今始まったことではなく、発足当初から続いていましたが、最近のドタバタ劇は目に余るものがあります。「党」と言いますがその体をなしていません。
前回選挙で政権を付託した一選挙民として怒りを通り越してそのバカバカしさにあきれてものが言えません。最近はテレビを見ていてあきれた笑いがこみあげてきます。理由は連日のようにマスコミ報道されていますのでいちいち説明するまでもありませんが、一つだけ挙げれば消費増税法案国会審議についてです。
そもそも民主党という単一政党なのに実態は主義主張が異なる第二の「小沢民主党」が混在しているのが全く理解できません。

正式の手続きを経て総裁に選出された野田首相が党内の一兵卒議員の小沢氏と面談するのに何故幹事長がお膳立てまでしないと実行できないのか?
そして議論して党として大騒ぎの末、決めた政策が何故さっぱり実行に移されないのか?こんなデタラメは常識ではありえない珍事で全く理解に苦しみます。
選挙公約として国民に約束したことを実行してから…という小沢グループの主張は当然ですが、結果として党として出来なかったのも事実です。この間経済状況は時々刻々悪化をたどっておりもう抜き差しならない事態に発展してしまいました。政権のやることなすことは、すべてにてんでんバラバラでピントが狂っております。責任ある立場の民主党は一体どのような責任を負うつもりなのですか?明確に示してください。
恐ろしいことです。いずれにせよ決着して物事を前に進めなければ何事もできません。先日大阪市長、の橋下氏が「国会議員は税金泥棒だ」と厳しく批判していましたが、まさにその通りだと思います。
何もしないのはサボタージュですが、それに対して毎日手当が支給されています。まさに無駄遣いもいいとこでこれは血税をドブに捨てるようなもので、浪費以外の何物でもありません。許されざることです。

私は与野党ともに既成政党にこの国の現在〜将来を託することはあきらめました。このような国民の気持ちは政党支持率を見ればすぐわかります。なんと国民の半数以上が支持政党なしと答えており、民主党政権を支持している人は自民党より劣る、たったの十数パーセントです。次回選挙でぼろ負けするのは明らかです。
何故こんな惨めな結果になっているのか議員らは各自が胸に手を当ててお考えになってください。この国は本当に大ピンチなのですよ。