国民目線でみた最近の政権運営

◆延長したくない国会
またまた政権の身勝手なドタバタ劇の挙句に4日間の日程を月末まで伸ばしました。国会対策委員長が新米の大臣らの答弁が準備不足…などと言い訳にならぬ理由を上げたのもオドロキでしたが、その後なぜか国会は開かれないままでやっと2〜3日前から、具体性や中味が無い低調極まりないやり取りが始まりました。いったいこのザマは何ですか。

◆「死の街」発言は事実ではないのか
べらぼうな量の「死の灰」をばらまいたのですから死の街になるのは当たり前のことです。このことは鉢呂氏発言以前に私自身が感じて投稿しております。「死の灰を擦り付けちゃうぞ」云々の発言も含めて彼は事実を言ったまでです。新任の大臣を罷免するような事柄ではないと思っています。
そんなことより、初期対応の誤りや甘さから「死の街」にしてしまった政府や東電自身の責任のほうが比較にならないほど重いことです。反省の色が全くないのは一体どうしたことか。
経済産業大臣スケープゴートにされてしまったものであり全くバカバカしい茶番そのものです。

◆悪の権化の小沢一郎
こんな人物がいまだに大手を振って民主党を牛耳っていると思うと本当に悲しくなってきます。彼の子分の議員がこの党には100名以上いるというのですからもうびっくり仰天です。元秘書ら3名が有罪になりましたが、当たり前のことです。おそらく小沢氏も有罪になると期待していますが正義が通用しない我が国はまさに暗黒社会だとつくづく思います。心底怒りが込み上げてきます。
野党の要求通り国会招致して真偽を確かめ、場合によっては議員辞職勧告をすべきです。
マニフェストは大失敗、改革は何一つできず、自浄作用の全く働かない政党は次回選挙で消えてゆくだけでしょう。国民の見る目は非常に厳しいものがありますよ。

◆目の上のたんこぶは消せが党是か
民主党の改革は一体どこへ消えてなくなったのか。これほど国民に平気でウソをつく政党は今まで皆無だったと思います。民主党の旗印でもある改革派官僚である古賀重明氏が詰め腹を切らされましたがこれは象徴的な出来事です。
氏は「公務員制度改革」の先鋒者であり悪の温床である「電力の規制改革」を唱えた人物ですが、恐ろしく陰湿な現政権幹部(仙石氏)に恫喝されたり、経済産業大臣らに干されたりして辞めざるを得なくなったものです。
彼の著作やマスコミ報道で国民はそんなこと100も承知ですよ。何が改革ですか、ふざけるのもいい加減にしてください!
以上すべて国民不在の政治屋のご都合主義のなせる業だと思いました。