東京電力7つの大罪

この独占企業の姿は共産主義国家のそれと全く同じです。今まで実態がわからず過ごしてきましたが、今度の大地震を契機にいろいろなことが暴露され白日の下に晒されるようになりました。おかげで少し利口になりました。数多くの大罪を犯してきましたのでこれから長い間、重い十字架を背負って贖罪に尽くすのは当たり前のことです。
私は日本航空と同じく早急に法的な破産手続きを取り、倒産させるべきだと考えています。理由は事実上すでに債務超過に陥っていると思われるからです。思いつくがままに列記すると以下のとおりだと思います。

1.無為無策と怠慢の罪
すでに大津波を予測していながら事前に何ら手を打たず事故後「想定を超える予測不能の事故」と言い逃れし、すべての責任を免れようと画策したこと。
2.メルトダウンの罪
電気事業者のくせに最も大切な現場の電力確保が出来ず、結果として3基の原子炉がメルトダウンし水素爆発を誘発させ大量かつ広範囲に「死の灰」をばらまいたこと。
3.隠ぺいの罪
国会の求めに応じてマニュアルを提出するも企業秘密と称し、肝心要の箇所は読めないように黒塗り工作する…、驚くべき傲慢さと隠ぺい体質
4.損害賠償手続き遅滞の罪
半年以上たってからやっと請求方法を示すも難解かつ膨大で、一般の被災者には請求書の作成は困難。
故意に難しくして賠償額を減額しようとする姑息かつ卑怯な手段と見た。
5.電気代取りすぎの罪
過去10年間にわたり原価、6000億円も過大に見積もり、実績をはるかに超えていたことが政府の調査委員会の調査で暴露されたこと。正に詐欺商法の最たるものでありこれで値上げとは盗人猛々しい。
6.国土と人心を荒廃させた罪
原爆20個分に相当する死の灰をばらまき、美しい国土や人心に計り知れない荒廃を招いたこと。
また国際的に大きなイメージダウンを招き、国家破綻を招きかねない損害を与えたこと。
7.政官財の癒着と工作の罪
三者がグルになって安全神話をでっちあげ、無競争で儲けた「あぶく銭」をばらまき買収、やらせや組織ぐるみ等の恫喝などで暗躍し、ヤバイことはすべて闇から闇に葬り、我々ユーザーを欺き続けたこと。