NHK中期経営計画 質問と回答その1

Q1. 東日本大震災を踏まえ、国民の安全・安心を守るための情報を確実にお届けすることができるよう放送機能を強化するとともに、災害報道の体制強化を行う必要があると考えています。
 これについて、あなたはどのようにお考えですか?(400字以内

A.これは何も災害だけに限らず、各種情報は素早く的確かつ真実をありのまま客観的に提供し、判断は視聴者に任せるべきである。解説者らの間違った下手な判断や予測は害あって益なしである。
3.11震災報道でも特に福島原発の報道には、わけのわからない、いろいろな人物がいい加減な予測を連発し被害者や国民に数多くの混乱や、誤った情報を与えたのは大失態である。
現在放送内容や機能は民間放送でも高レベルであり、また違った角度から問題の何たるかをとらえているケースも多い。公共放送だから質が高いとはお世辞にも言えない。
私は必ずNHKのみならず他局、新聞、インターネットなどの報道や記事も見比べて、自ら正確な災害報道の把握に努めている。インタネットも含めて機能的には十分であり、体制整備が重要課題だと思われるが私には「災害報道の体制」とは具体的にどのようなものを指すのか理解できない。

Q2,放送への取り組みについて
 NHKの取材・制作力を結集して、公共放送として公平・公正、多様で質の高い番組を制作すること、地域の活性化や海外への情報発信の強化に努める必要があると考えています。
 これについて、あなたはどのようにお考えですか?(400字以内)

A.有料の放送局として当然のことである。視聴者あっての公共放送であることを絶えず念頭に入れて仕事をこなすべきである。公正なのは当たり前だが果たして本当に公平なのか疑問を持っている。
多様というが視聴率を上げんが為、民放のバラエティ番組みたいな見るに堪えない番組も数多くある。
スポンサーがいないと商売にならない民放なら分かるが、公共放送がその真似をすることもなかろう。
カネが有り余っているNHKにしかできない視聴者に感動を与えるような質の高い番組構成を指向すべきである。また疲弊しきった地域の活性化を図る番組というが、テレビ報道で活性化が図られると思っているのであれば全くの思い上がりの自惚れである。これは我が国の制度疲労、ずる賢い役人、阿呆な政治屋が職務怠慢なるがゆえに出来上がったものであり、有権者にも責任がある。
報道などで解決できる簡単な問題ではない。