Nhkは予定通り10%の受信料引き下げを行うこと

 報道によるとNHKの松本会長ら執行部は、受信料を約6%値下げするなどの還元策を盛り込んだ来年度から3カ年の次期経営計画案をまとめた云々とのこと。
ただ、経営委側は「10%還元問題は、10%値下げが議論の出発点」としているというが当然のことだ。
かつての古森委員長が必死で視聴者のために苦労して、執行部に飲ませたものだからだ。「値下げできない理由」などは作ればいくらでもあるが、経営委員長が視聴者に約束したことは重く現経営委員会でこのことについての責任を総て負ってもらいたい。視聴者のための受信料値下げであることを忘れないように。
疑問を持っているのは、財政的に潤沢なNKKが自らの無駄を徹底的にそぎ落とし、従業員らのリストラを図ってきたかという点と、余った10%分の原資で渋谷の立派な放送会館を建て直そうと目論んでいることだが、これこそ受信料の浪費であり流用だと考えている。
公共放送の施設に今以上の立派な箱ものは全く不要である。 このことは総務省にも強くアピールしてゆきたい。