末怖ろしい民主鳩山内閣

テレビを見ていたら沖縄の人々が異口同音に「ハトヤマに騙された、県民をバカにしている、オボッチャン首相だ」などと怒りを満面に表していた。普天間基地問題の一連のドタバタ劇はまるで猿芝居である。怒りを通り越してバカバカしくなって来た。それと同時に一体この国はいつまで持つのか…民主党はわが国を滅ぼす政党ではないのかと非常に不安に駆られた。やることなすこと失敗だらけでこれがプロの政治家なのかと疑いたくなった。政治家はアマチュアではなくプロである。やること成すことてんでんばらばら国難だらけのわが国を背負うだけの能力もなければ責任も持ち合わせていない。
先日某週刊誌に「子ども総理に子どもの閣僚」という皮肉な記事が載っていたが、そろいもそろって子どもみたいな者が大臣として政権を運営しているとしたら大変なことだ。国民として慄然とし将来を考えると本当に怖ろしくなってきた。

鳩山首相のいい加減さや無責任さ、言葉の軽さ、無定見なことはよく分かったが、取り巻きの大臣らいずれも同罪である。真にひどいものである。「ウソ、ダマシ、引っかけ」の連発で、過去にこんなひどい政権は無かったのではないか。やっていることは選挙目当てのばら撒きや、自分らの集票のための強引な議会運営だけだ。借金は一段と増えにっちもさっちも行かない事態になりつつある。具体的には各人胸に手を当ててみれば分かるはずだ。

連立を組んでいた社民党の福島党首のほうがはるかに筋が通っており、国民が理解できる一つの決断をしたと思っている。連立は直ちに解消して野党の立場で政権運営を厳しく監視すべきである。

私は民主、自民のさほど変わらない二大政党などに政権をたらいまわしにされたら、わが国は近い将来間違いなく滅び行くと信じている。たまったものではなく、この国には二大政党など全く必要なく、多数党の連立内閣でお互いに切磋琢磨して政治を行うのがベストだと感じている。