民主党政権の半年

先日テレビで渦中の小沢幹事長自らが仕掛けたケンカなのに世間の非難に驚き慌て、自分のとは棚に上げ、あたふたと副幹事長の生方氏の解任劇を撤回し、「今後仲良くやってほしい」などと子供じみた発言をしていました。この茶番劇に私はあきれかえりうんざりしました。政党は仲良しクラブではありません。一体どういうつもりなのか聞いていて本当にバカバカしくなってきました。家族からも軽侮した失笑の声が上がりました。

政権発足後半年経ちましたが、単純計算で既に八分の一が過ぎたことになります。時間は待ってはくれません。公約や理念は雲散霧消し今やガタガタの政権に成り下がりました。国民の多くは将来に大きな不安を感じ始めています。参議院選挙の結果如何では4年間は到底持たないと思います。2年を経ずして必ず行き詰まると思っております。とにかく政権政治のプロがいないことや、いろいろな意味で二人の?トップリーダーがひどすぎます。全く国民をバカにした話です。

ムダを徹底的に省くと云いますが一体どこをいくら省いたのか数字で示してみなさい。事業仕分け等で9兆円の無駄をなくすといいながらたった1兆円しか成果が上がりませんでしたね。自民党の大島氏がパフォーマンスだと発言したのを聞きましたがその通りでした。口先ばかりで結果が出なければ無意味であり結果が全てです。

普天間基地問題は八方ふさがりで見通しは全くゼロに等しいと思います。虐げられた沖縄の人たちが納得するはずは無く、下手すると暴動が起きかねません。国内の他の候補地からも総スカンを食っている有様です。一体どうするつもりですか。

べらぼうな国の借金は1000兆円という巨費に達しており世界の借金王です。経済情勢を見ますと10年を経ずして国家が破産してギリシャやアイスランドのようになるだろうと巷間噂されていますが真実味を帯びてきました。国の経済的凋落のスピードが速すぎます。

私は選挙前から子供手当、高校授業料無償化、高速道路の無料化には大反対で、民主党に投稿したことがありますが、今や総てに国民の批判が渦巻いております。マニフェストも良いが実現可能な内容にしないと国民を結果として騙すことになりかねません。これ以上の借金頼みの国家予算の増は許されません。善良な国民に対して「ウソ、騙し、引っ掛け」をしてはなりません。

我が国で今直ちに取り組むべき課題は世界でもトップクラスの自殺者を半減することであり、先進国の中で最悪の貧困率15.7％を10％程度に引き下げることだと思います。これを政策の中心に掲げるべきだと思います。自殺の原因はこの国が非常に住みにくい国だからです。夢も希望も無い国だからです。まじめに生きている人々が大損する国だからです。正直者はバカを見る国だからです。陰湿極まりない国だからです。弱いものいじめと足の引っ張り合いばかりする国だからです。そして死んだ方がマシだと考える人が多いからです。
これこそ長妻厚生労働大臣が自ら具体策を発表し結果を出すべきです。

もう一つ強く云いたいのは議員の数が多すぎること、歳費が高すぎることであり、これこそ事業仕分けの最大の対象です。「かいより始めよ」という言葉がありますがまじめに最優先で取り組んでください。女性の議員進出も政策として取り組むべき課題です。
我が国には稼業として政治屋になっている者が多く、カネの問題がいつもついて回ります。その点で名古屋市長の河村氏の発言や徹底した対応は本当に真実を暴きだしており、賞賛されてしかるべきものだと感心しております。本文は官邸、自民党等にも投稿