実に見苦しい自民党

政権交代は単なる自民党へのお灸でもなければ、掛け声や、風、ムードでもありません。選挙にぼろ負けした最近の自民党の様子が毎日のようにマスコミなどで報道されていますが、国民から見るとその醜態にはあきれてものが言えません。

まず国会の首班指名ですが、二人の「政権放り出し無責任総理」の後に議員等がこぞって選んだ現総理総裁がダメという轟々たる非難が渦巻き、てんやわんやの茶番劇の末、白紙でもないダミーみたいな人物を指名するという珍事に終わりました。全くの茶番としか言いようがありません。

そして若手議員らから派閥はノーという声が上がったりしていますが、いざとなると口先だけで、古色蒼然たる前時代的な老害議員等に首根っこを押さえつけられ何も出来ない始末です。その中には小選挙区で敗れた老人も相当数います。

また、国会議事堂の控え室を不当に占拠し続け会議場正面の部屋は民主政権党に譲らないとダダをこねていると報道されています。
まるで手に負えない悪がきが訳のわからないことで騒いでいるようにしか私には思えません。自民党は晴れて野党になったのですから、民主党に譲るのが常識であり当たり前のことだと思います。真に情けないことでこれが国民を代表する国会議員なのかとうんざりしてきます。
正々堂々と明け渡し、再度選挙で勝って元の控え室に戻ろうと努力するのが当たり前の考え方です。子供でもこんな理屈はすぐに正しく理解します。あなた方は子供以下だと思います。

国民は二大政党がしっかりした政策を競い合い、国民のために真剣勝負で国際的にも通用する政治を強く望んでいます。
マスコミのアンケートによると70パーセントもの人々が自民党にしっかりして欲しいと望んでおりますが、この体たらくでは到底期待できないと思われます。