自民総裁選の茶番と国民無視のばか騒ぎにあきれかえる

国のトップリーダが二年続けて「嫌だからヤーメタ」と言って仕事を投げ出した。

最も卑怯という代名詞である「敵前逃亡」を連続してしでかしたのだから誠にお粗末で、世界中の笑い者だ。日本国民として誠に恥ずかしい限りだ。二人ともかつての宰相の「オボッチャマ」だそうな。いい年して本当に情けない。

そして今度は後継者の選挙に有象無象ゾロゾロと五人も出てきたが、NHK他のテレビ記者会見を聞いていても、自らの責任はほったらかしにして浮かれ騒ぎ、民主党の口撃ばかり繰り返していた。だから「政治屋」と言われるのだ。国民無視のコップの中の嵐ならぬ「どんちゃん騒ぎ」にすぎず国民はしらけていると思う。このような時に独りよがりのムダな「ばか騒ぎ」を公共放送などではやし立てるのは自粛すべきだ。

今、我が国には難問山積だが、全ては今まで長く続いた政府与党の責任であることは明白な事実だ。最近では社会保険庁自らの年金ごまかし大不祥事や農水省の怠慢から輸入有毒米が食料として国民の食料にされるなどデタラメ振りは枚挙にいとまがない。他国の批判などもってのほかだ。

この国の政治はもはや地に落ちた。
これら候補者は冒頭解散を見通しての「己のためのパフォーマンス」だという説を新聞で読んだがその通りだろう。誠に情けない連中である。国民や消費者のための政治などはどこ吹く風だ。要は己らの保身だけしか頭にないのだろう。テレビのうかれ顔を見ていてうんざりした。国民はバカではないし、もう決してだまされないだろう。
政府与党でも一部の幹部が総選挙を意識して、得意顔して多すぎる議員定員の削減を言い出したが、私は数年も前から主張していることだ。本気で半減とまでは行かなくても三割減でも思い切って実行し、多すぎる歳費を減らしたら少しは政治を見直すだろう。言い出したことだが実行には至らず結局ウソに終わるだろう。全く信用はゼロである。不幸なことだ。