姥捨て山保険制度のべらぼうな保険料

豊島区区民部高齢者医療年金課長

         樫 原  猛 殿

先日標記の件で照会した区民の指方です。昨日私の「姥捨て山ホケン」の保険料決定通知を受け取りました。これらの点について、再度以下の点について疑問、苦情と照会を申し述べます。

◆疑問と苦情
保険料の負担は昨年が138,679円 だったのに今年は167,100円となりカミさんが新たに負担する額を加えるとナント世帯で年間66,221円も一挙に上がることになりました。率にすると60%も上がることになります。これは滅茶苦茶な数字で老人いじめそのものだと強い怒りを覚えます。
一体なんでこんなに上がるのか理解できません。「法律だ」の一言で「ハイ」と納得出来るものではありません。この悪法は国民が十分知らないままいつの間にかドサクサ紛れに成立してしまったものです。

今度の制度は「姥捨て山ホケン制度」とも揶揄されていますが取れるところからはふんだくるという実に冷たいわが国特有の仕打ちだと思っています。
悪名高い厚生省はこの制度で殆どの該当者は保険料が下がると説明していましたがやはりとんでもない嘘、だましであることがはっきりしました。
私は何事でも決して泣き寝入りしません。この問題を具体的に改めて政府与党、民主党、官邸、厚生大臣宛に必ず投稿し強く抗議するつもりです。区議会議員にも働きかける所存です。

◆新たな疑問と照会⇒医療を受ける場合の自己負担額について
今度の制度改悪により国保の時代、一割であったものが現役並みの収入がある者は3割負担になり新たな保険証が送られてくる旨が記載されていたが
私の場合は一体どのようになるのか不安だらけです。これに答えてください。これを逃れるにはどうすべきかも教えてください。深刻な問題です。
このことも政府等の機関に投稿し強く抗議するつもりです。

申し上げておきますが私は現役時代から過去幸い健康に恵まれ、病気で入院したのは三日間だけ救急車は一回お世話になっただけです。
いずれも悪性の不整脈で結局東京女子医大カテーテルアブレーションという手術を受けましたが今は年に数回かぜか花粉症で耳鼻科に通院するだけ
です。救急車をタクシー代わりに使ったり薬漬けや医療機関をサロン代わりにする不埒なやからは老人のみならず若者にも大勢居ります。とんでもない話だと思います。私はいざというときには最大限の医療を受ける権利と資格を持っていると自負しています。勿論40年近くの現役時代には高額な保険料を一方的に文句も言わずに納め続けており制度をキチンと支えてきました。老人を小ばかにする若い連中からとやかく言われる筋合いは全くありません。

今後については「姥捨て山保険制度」を元の「老人医療保険制度」に戻すことを公約している民主党に働きかけ、次回選挙で具体的な投票行動に打って出ることであくまで反対を唱えて「老人力」を振り絞る所存です。勿論厚労省、政府自民等々には苦情を言い続けるつもりです。

カミさんの話では近所のドクターが「このホケンは老人いじめそのもので早く死ねということだ…」と説明したということです。
医師でさえ厳しい批判をしていることを申し上げておきます。

それから最後に一言加えますと私は区が実施していたタダの健康診断は過去一回も受診していません。こんな制度は経費の無駄遣いです。
◆同文は前回のように「ほったらかし」にされないため「公聴メール」でも送ります。