防衛大臣を始めとする幹部へ(官邸投稿)

野党議員へ
以下の問題に対して徹底した事実解明と責任追求を強く望みます。

防衛省関連の不祥事が続発している。とどまるところを知らない。
本当に根っこから腐りきっている組織だと思う。トップや責任ある立場にあった者が犯罪すら起こしている。悪名高い社会保険庁国土交通省等と同様だ。具体例は沢山有り、いまさら云うまでもないが組織としての罪は重い。納税者の一人として強い憤りを感ずる。
このような腐りきった組織にメスを入れられない政治屋も同罪である。特に担当大臣たる者は口先だけではダメで実行し、結果を残さなければ存在そのものが無意味だ。同様なことは厚生労働大臣にも言えることだ。
イージス艦「あたご」の人命無視の行動や、艦の最高責任者たる艦長らの責任逃れはあきれて開いた口がふさがらない。テレビ番組で著名な司会者が「この組織はもう無茶苦茶だ…」と発言していたが私もその通りだと思っている。
軍艦には木の葉のような漁船などは眼中に無く、そこのけ、そこのけとばかりに蹴散らして通り未だに「国民は虫けらだ」という帝国軍隊の考え方が根底にあると思った。真に恐ろしいことだ。国民には本当のことを知る権利がある。
当事者の発言を聞いていると千葉県の漁協や責任者のほうが、はるかにしっかりしている。真実をきちんと説明していると思う。新聞報道によると艦長は有数の危険海域で事件当時グウグウ熟睡していたという。危機感や責任感はゼロに等しい。こんな連中にいざというときに国民、国家を守る事などできよう筈がない。逃げ出すのがおちだろう。
沖縄戦で卑劣にも若く将来ある女子生徒を最前線に狩出し、戦争に巻き込み、犠牲にし、自分らはさっさと逃げ出した例がわが国の軍隊にはあるのだ。(これは私が二度にわたり「ひめゆりの塔」で語り部や現地の観光タクシーのドライバーから実際に聞いたことだ)
今後、保安庁による徹底した調査による原因究明や責任の明確化、死亡した漁民に対する国としての謝罪とすばやい賠償を図るべきである。また、この組織の抜本的な改革を口先だけではなく本気で、早急に取り組むよう強く要求する。      日本国民  指方 英佑