東京でオリンピックを開催する必要はない

二番煎じの東京オリンピックの招致に最近の世論調査では都民の6割が賛成だが4割は反対か賛成ではない。私は東京では全く必要ないと強く反対する。

理由はアンケート調査の反対理由とほぼ同じだが、特に最近東京と地方との格差が余りにも大きくなりすぎ、先日も金持ちの東京から数千億円の税金の移転が知事と首相との間で合意されたほどだ。私は非常に疲弊している地方や住民のために援助してあげるのは同胞として当たり前のことだと思っている。

わが国で東京だけが裕福でも何の意味も無い。世界でも一二を争うような大都会でプロスポーツのチャラチャラした大騒ぎのお祭りは必要ない。そんな金があったら疲弊し困っている地方へまわしてあげるのが真っ当な考え方だ。

今、資源の無駄遣いや地球温暖化が大問題になりつつある。整備が行き届いている都会をまた穿り返して無駄な浪費やエネルギー消費は極力避けるべきだ。これこそいま国民の批判の的になっている無駄遣いだの典型だ。

オリンピックを日本でというなら博多開催に計画変更し、少しでも地方の活性化を図るべきだ。格差の解消に少しでも役立つような配慮を都は真剣に考えるべきだ。私は政府や文部科学省などにも働きかけるつもりだが一部プロスポーツの振興などよりも国民の生活のほうがはるかに大事なことは言うまでもないことだ。
オリンピックに参加している連中の中には負けてもヘラヘラ笑っているとんでもない者がいるが、各国の選手は皆死ぬ気でやっていることも私にはカチンとくる。こんな連中に税金をつぎ込む必要が一体どこにあるのか!!