独立行政法人は廃止、整理、統合が不可欠

定年になった役人の天下り先といわれている独立行政法人はナント3兆円を超える国費を浪費している。職員数は十数万人におよび、その40%程度は役人らが占めているといわれている。確かに過去にはその役割を果たした時代もあったかもしれないが、今は全く異なった経済社会だ。今や無駄な金喰い虫に過ぎない。

だからこそこれらの原則廃止がすでに閣議決定されたにもかかわらず、所管する大臣らはすべてが反対の大合唱だ。だったの3法人の整理統合が出来ただけだ。自分らで決定しおきながら各論は反対というのはまことにおかしなことで国民を欺く行為だ。
閣議では任命者である首相のの手前、いい子になり賛成し、省庁ではずる賢い役人らにもいい顔見せる真に情けない人たちでここにも国民不在の姿が明白だ。これは二枚舌というもっとも卑劣な行為である。
このような事実が次々に明らかにされれば内閣支持率は今後一段と下がるだろう。
渡辺行革大臣もやるだけやってダメなら仕方がないと厚生労働大臣と同様のパフォーマンスを示すだけに終わらないよう首相がリーダーシップを発揮して断行すべきだ。

一部与党政治屋には現在のいわゆる衆参ねじれ現象があたかも問題かのように喧伝する向きがあるがとんでもない話しだ。これは民意である。勘違いしてもらっては困る。私はわが国もこれで歪な政治が多少は正常化すると喜んでいる。あなた方には世界の動向、趨勢、各国国民の意思表示を正しくしっかり読む能力があるのでしょうか。
世界は大きく変わりつつある。アメリカ、フランス、オーストリア等の各国の民意はそれを如実に物語っていると思う。国民国家のために見誤らないで頂きたい。