政治とカネの闇が少し明るくなってきた(愚見)

今回の参院選挙で政府自民党は歴史的敗北に終わった。直後の政治屋の顔がテレビに映し出されたがいろいろな意味で見ていて大変面白かった。そして当然の結果だと感じた。野党民主党のお手並みを拝見したいと大いに期待している。
一方これを機に政府自民党がまじめに国民の気持ちを汲み取り政治に生かしてくれるならそれはそれでわが国や国民にとって一つのプラスになるとも思っている。

この結果を踏まえ、首相をはじめ大臣らは心から反省し、己のためにではなく日本国民のために、死ぬ気で働くよう強く要望するものである。
憲法も大切だが国民生活、カネまみれの政治、危機的な財政、などの改革は、はるかに重要な解決課題である。とりわけ年金問題は最重要課題だろう。憲法はその後の後の問題に過ぎない。これは世論調査で明確になっている民意だ。

この国は「美しい」どころか汚い政治がはびこる「薄汚れた国家」である。このことは政府自民党の人間までが平然と口にしている。「美しい国」などというのは全く出来もしない絵空事である。

政治資金管理について領収書を一円から添付するのは当たり前のことだが、自民党の一部に反対意見があるという。全くおかしな話だ。
新聞によると自民党には「慶弔金、交通費、飲み物代」などは領収書が取れないなどと駄々をこねているまるで子供のような者がいるが程度が低すぎる。何の工夫も出来ない無能な議員が多すぎるのでいやなら辞めていただいたらどうか。我々は少しも困らないだろう。

念のため前記費用についての処理方法を具体的に記しておきたい。
◆慶弔金→私の体験では通常全てポケットマネーだが、取引先などの要人が亡くなったりした場合は己の名前で具体的な金額、説明をつけた領収書を経理に提出していた。
◆交通費→日にち、区間、利用交通機関、グリーか否か、を明記した明細書に宿泊先のホテルの領収書を添付してそのつど清算していた。
◆飲み物代→飲食店や酒屋、コンビニなどなら全て取れるはずだが、取れなければ全て自腹なのは当たり前だ。全くみみっちい話だ。

これが我々民間人の常識だ。特権意識は許されない!! 一体本気で改善する気があるのか!!
*本文は自民党民主党本部にも同時配信する。