わが国は政治屋と役人の天国国家 議員の数を大幅に減らせ

近く行われる統一地方選挙参議院選挙に向けて政治屋は色々なアッピールで大わらわだ。
だが、これらの選挙向け甘言を信ずる人はほとんどいないだろう。「また選挙のときだけうまいこといいやがって…」というしらけた気分が本音だ。
国民の政党離れは厳然たる事実であり、若者やインテリ層には政治に無関心な人々も多い。信用するに当たらない原因はすべてわが国の為政者の能力不足や「政治屋政治屋による政治屋のための政治」にあることは明白だ。なぜこのようなことを言うのか一々説明の要はない。貴方方が胸に手を当ててみりればすぐに分かることだ。

この国の財政赤字はナント今や1000兆円に上るといわれいてる。気が遠くなるような借金だ。先日政権政党の問題の多い人物が選挙の街頭演説で「労組の要求でカネをばらまいたのでこんなになった」という意味のことを平然と言い放っていたがとんでもない言いがかりだ。
反論すれば、典型的な例は北海道夕張市にある。これがすべてである。またアメリカの言いなりにべらぼうなカネを彼らのために使っていることも大きな原因だと思っている。また、政務調査費の野放図な使い方にみられるように政治屋そのものが税金を私物化し、自分らのマンションを税金で建てて相場の2割程度の家賃で入居するという全く納税者無視の悪行を平然と繰り返している。こんなことを数え上げればキリがない。
これは与野党を問わず行われている税金の浪費の一つだ。単に松岡大臣だけの問題ではなく自分らは特権階級だというとんでもない間違った意識があるからだ。私の言い分が間違っていたら反論して欲しいものだ。

わが国には無能力な議員の数が余りにも多すぎると思っている。これは先進各国と対比してみれば一目瞭然である。
一例を挙げれば人口対比で言うとアメリカはわが国の3分の一程度といわれている。しかも各国は一種の多民族共和国だがわが国は島国の単一民族で政治そのものは単純で簡単だ。宗教上の問題も全くなく、一度やったらやめられない楽な稼業だとつくづく思う。
議員の数を地方議会も含めて半分程度に減らすことが焦眉の急である。これは本質的な大問題である。
これを断行すれば政治屋を見る目が変わるだろう。美しい国づくりへの最大のテーマである。まず自分たちを美しくすることを真剣に考え実現して欲しいものだ。しかしこれは与野党こぞって反対するだろうな…と絶望的な気分になる。
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