横暴極まりないチャリンコ族⇒警視庁への強い要望

東京都や豊島区に対して以下のような意見を出しましたので、監督官庁である警視庁に対しても同様に強い要望を出しておきます

東京都青少年・治安対策本部交通安全課
 自転車総合対策(中間のまとめ) 意見募集担当 御中


このほど「自転車総合対策」3つの基本方針が示され具体的対策も提案された。遅すぎる提案だ。とにかく一日も早く具体策を強力に押し進めていただきたい。
この問題は今や大きな社会問題だ。現状は交通弱者といわれる人にとってはきわめて憂慮される事態だ。

チャリンコ族の横暴さは目にあまるものがあり、私は過去、豊島区に対して改善を申し入れているが、一向に改善しないのが現状だ。放置自転車に対しては大分厳しく取り締まっているようだが、チャリ族のマナーは最低であり、私は彼らに対して敵意すら感じている。

まず、歩道なのに歩行者に対し我が物顔に、そこのけ!という態度のばか者が実に多い。
ま、これはわが国の国民性かもしれないが… また、最近の殺伐たる社会を反映しているともいえるのだが… まず歩道を自転車が我が物顔で走ることを許していることが根本的に間違っている。

特に若い者はヒドイ。坂道などで猛スピードで突進されると身の危険を感ずる。ブレーキが十分効かないチャリンコが多いと聞いている。とんでもない話だ。酔っ払い運転だって当然相当数あるはずだ。無灯火も多く見かける。
ベルも鳴らさないで後ろからすれすれに通り過ぎるばか者も数多くいる。

先日、家内と近所の商店街を歩いていると、すぐそばをふらつきながら自転車が通り危なく接触しそうになった。
家内が注意すると、「ウルサイ、くそババア」と捨て台詞を残して走り去った。これが若い女だからオドロキだ。
こんなヒドイ先進国は世界中捜しても無いだろう。恐ろしさを覚えた。残念なことだがこれがわが国の現状だ。
近所で2名ほど怪我をした老人を知っている。また自転車同士が出会いがしらに衝突するのもよく見かけている。こんな事は日常茶飯事なのだ。

下記のような提案は大いに結構であるが実行するのが重要だ。いくらもっともらしいことを公表しても実行しなければ全くナンセンスなのだ。

これと同時に被害者の補償を法制化し、保険措置をするべきだと思う。また違反者に対する罰則を強化するのも一つの方法である。

私は転勤で地方生活が長く、40年近くクルマに乗ってきたが、無事故だった。70になったのを境にクルマはやめた。自転車に乗ることも、いつ加害者にならないとも限らないので乗っていない。もっぱら徒歩である。

歩行者最優先の意識をチャリンコ族にキチンと植え付けないと事故はなくならず、被害者は残念ながら泣き寝入りになるのだ。社会正義にも反する。行政は手をこまねいていないで早急に具体策を実行すべきだ。 以上

中間報告要旨
(1)交通安全を最重視する
(2)地域特性に応じた対策を実施する
(3)都民・事業者・行政が一体となって取り組む

 4つの視点から
(1)交通ルールの遵守・マナーの向上の視点から、「小中学生向け自転車運転免許制度の実施」など12項目
(2)放置自転車の改善の視点から、「モビリティ・マネジメント手法の活用」など14項目
(3)走行空間の安全性の向上の視点から、「道路の横断面構成の見直し等による自転車専用走行空間の整備」など16項目
(4)自転車の安全性の向上の視点から、「安全マークの付いた自転車の販売の要請」など4項目