野党党首の政策発言をチェックする愚

■ご意見・ご要望
来年の参議院選を気にしてか、政権政党民主党党首の小沢氏の言動に異常なほど神経質になり馬鹿げた発言を繰り返している。

その一つ一つをあげつらうつもりは無いが、チェックする委員会まで作って足を引っ張るつもりらしい。実に大人気なくいじましく、閑人がやる愚行だとうんざりする。その前に現政権政党の責任とも言うべき色々ないやな社会現象は山ほどある。
これ等を正常にしてゆくのが先決だ。まだ実現もしていない政党の政策のことをあれこれ批判する前に。

最近の世の中は完全に狂っている。
例えばイラク戦争への加担、これは完全に間違い、自殺者最多発国家は事実、高利貸ばかりが大儲けする社会、公務員の悪事多発国家、税金の気が遠くなる無駄遣いや着服の続発、陰惨な親殺し子殺しが横行する社会、近隣諸国と仲良く出来ない反面、ならず者国家による「人さらい事件」を解決できない国、警察の怠慢で起きる酔っ払い天国、老人は夜歩くのがコワイ国、等など数え上げればきりが無い。

これはすべて為政者の責任だ。勿論野党の責任が無いとは云わないが、人の政策をああでもないこうでもないという前に、自分たちの発言や行動、実績がどのように国民から見られているのかよく分析するのが先決だ。国民の大多数の切なる要望は年金改革であり、小さな政府であり、財政の健全化だ。役人の数を減らすのもよいが、国会議員そのもののリストラを自らが断行するのが専決だろう。さもないと来年の夏はひどい目にあうだろう。