NHKお詫び番組投稿原稿

NHK 海老沢会長殿

今度の一連の組織ぐるみの悪事に対して非常に立腹している視聴者の一人だ。
また、受信料制度や「放蕩協会」の体質に大変な不信感を持つにいたっている。
その理由は改めて言うまでもないことだが、大きく分けて3点ある。

1.一連の受信料詐欺横領事件を隠蔽しようとした体質
逮捕者が出たとき、幹部職員等が、詐欺横領は個人の問題だと言っているが
とんでもない話だ。こんなことが世間で通用するとでも思っているのか。

被害者は我々視聴者だ。このようなNHK、唯一のスポンサーである「お客様」をバカ


にした態度は許せないことだ。
これは完全な「組織ぐるみ」の犯罪だ。事実元ソウル支局長のMは交際費と称して
4000万円もの巨額のカネ(受信料)を使い込んでいる。
おそらく「酒池肉林」の世界をたっぷり楽しみ、そのおこぼれを頂戴した関係者は大勢


いると推察している。
これは交際費ではなく、大半が内部の「官官接待」か個人の「飲み食い」に使われた
ものであり、警察に被害届を出し告訴すべきケースだがこれを怠っている。

使い込んだカネは全額回収したと誇らしげに言っているがそんなことは当たり前だ。
受信料は民間会社のカネとは異なり、我々から有無を言わさず強制徴収した「公金」なのだ。
私は民間会社で45年働いてきたが、その感覚からすると、職員等は上から下まで腐っており、
意識やモラルの低さにはあきれてモノもいえない。一種の「やらずぶったくり」の商売だ。

私は過日、今年の年間受信料25,520円は支払ったが、実に高額で腹が立つ。
しかも過去一回の未払いもなく取られ続けられているのだ。本当に嫌々支払ったのだ。

以下の疑問点について明快な答えがなく、上記犯罪体質が変わらなければ今後、
受信契約は当方で一方的に解除するつもりだ。 これは必ず実行する。

2.矛盾だらけの受信料制度
前記のように、ここの受信料はこのデフレ時代に年間25,520円(衛星放送含む)と

非常に高い。「NHKは、デジタル時代にあっても、公共放送サービスをいっそう充実させ
ていくため、受信料制度を堅持します。そして 受信料は、放送法に基づいて、全国の

テレビをお持ちの方すべてに、見る見ないに関係なくご負担いただいています」
などと臆面もなく言ている。 私はこの思い上がった発想がすべての間違いの元だと
思っている。何の営業努力もせず、黙っていても転がり込んでくるカネだからだ。
「濡れ手で粟の商売」なのだ。
「見る見ないにかかわらず頂きます」とは真に一方的な言い分だ。こんな商売は
他にこの世の中にはありえない。とんでもない思い上がりだ。
今は税務署でさえ低姿勢で、親切だ。税金の使われ方について申告書にも説明がある。

こんな隠蔽体質の公益法人は他に探しても見つからない。
今のままで「受信料制度が堅持できる」と思っていたら大間違いだ。
こんな悪事を組織的に働いた法人に対してこんなカネを誰がハイハイと支払うものか。


◆基本的には各自が基本契約を締結し「見た分に応じて支払う」というのが常識だ。
これは技術的に十分可能だと判断しているがどうか?

受信料制度に関する以下の疑問質問に具体的に答えよ。
◆この受信料体系はどのような原価計算、根拠に基づき決めたのか明らかにせよ。
(飲み食いの経費は有り余っている)
放送法の違反者(タダで見ている者)に対しての法的な.措置について具体的に説明せよ。罰則がなければ単なる「ザル法」ではないのか? ◆受信料引き下げのため経費節減について、どのような対策を講じているのか具体的に説明せよ。引き下げはいつごろから実施する予定か。◆支払い拒否者が大勢いる不公平極まりない現行制度の抜本的改善策について具体的に詳しく説明せよ。また何時までに実施するのか。◆支払い拒否者の全国の総数を開示せよ。その割合は何パーセントか。 ◆世界的規模で見てNHKの受信料相場はどの程度のものなのか具体的に順位をあげて説明せよ。(日本円に換算)◆交付金という名目で14億円もの巨費受信料を毎年「N響」のみにつぎ込んでいるが理由は何故か?  (東京都交響楽団のように独立採算を目指すべく、交付金を半減させるか、他のオーケストラにも公平に配分するのが「皆様の受信料」で成り立つ「公共放送」のあり方ではないのか。)◆交付金に関して他国の公共放送例との比較はどうか?(たとえばオーケストラの場合)交付金は無くす方向が世の中の趨勢だがそれに対してどう答えるのか。◆デジタル放送が始まるときの受信料体系と水準は当然大幅に引き下げるものと思うがどうか。◆受信料の公平性と水準の引き下げに対してどのような手を打っているのか具体的に説明せよ。(日時と金額)◆ハイビジョンの技術は優れていると思うがそれを何故現在の4対3の受像機で写るようにしないのか説明せよ。上下の画面をカットしたものが見られるが実にいじの悪いやり方だ。◆放送法で規制されている通信事業などに進出し民業を圧迫しているのはなぜか。自らが放送法を平気で踏みにじり、視聴者には放送法を盾に「カネ払え」はないだろうに。3.政界工作と会計検査院の抱きこみ、チェック能力ゼロの経営委員こんなデタラメな経理を長年にわたって組織ぐるみで続けながら週刊誌が事実をスクープするまで隠蔽され続けてきた。これは非常に重大な問題である。毎年予算や決算について国会で審議されるが与野党すべてが何の疑問もなく総務省案をシャンシャン総会よろしく承認している。驚くべき無能力さだ。これはNHKのずるがしこい政界工作や紅白のチケットの横流しによりたくみに追及の手を逃れてきたからだ。政治屋の責任も重大だ。さらにここの経営委員は全く無能力な人物の集まりで、機能するどころか会長の言いなりになっている連中だ。これ等を全員入れ替える必要がある。本来チェックする役割を担う会計検査院の退職者の天下りを数名も受け入れており、これではチェック機能は期待するほうがムリな話だ。お詫びと称して倫理規定や行動憲章などを発表しても、単なる作文ではナンセンスであり、全く信用できない悪辣な団体だと思ってている。◆最後に厳重に注意しておくこのような批判や意見の取り扱いは一体どのように経営に反映されているのか。都合が悪いメールや電話、ファックスなどは目に付かないように削除しているのではないか。また苦情発言に関するプライバシーの保護等に対してどんな配慮をしているのか。全く信用できない。