練習の初日

生まれて初めて第九の合唱練習に参加した。
これは労音主宰の演奏会で、年末19日に東京文化化で開催されるコンサートの練習だ。
今まで歌う気持はなかったが、何の風の吹き回しか一度でよいから舞台に上がってみたいと思うようになった。初心者でも可で、オーデションはないという宣伝文句もあったからだ。
メイルで申し込みOKとなった。
昨晩大久保の練習会場に始めて参加した。初日なので190名も参加していた。
パートはテノールを選択し、訓練を受けた。トレーナーは鈴木さんという方で声楽家らしいが、なかなかユーモアに富んだ人で教え方は慣れていた。データだと過去10年くらいは指導している実績があった。
最初は発声練習を繰り返し、その後、直ちに譜面を見て最初の何小節かを歌わせた。最初はパート別にその後は全員で合唱した。
初心者にとっては非常に難しかった。ドイツ語の発音、メロデー共に困難を極めた。回りは何回か経験していると見えて手馴れた様子で歌っていた。当方は口をもごもごさせるだけ‥ 本当に大丈夫かと不安になった。
結団式があり実行委員と称する人々10数名が自己紹介とコメントした。
更に復習があり9時に散会した。テノールのパートを歌えるような練習方法を見つけないと12月までに歌えるようにならないのではないか。
しかし、やり始めたからには簡単に放り出すわけには行かない。やれるとこまでやってみよう。