真に身勝手で大人げなく冷酷な国民性

最近のニュースによれば大震災の膨大なガレキ処理に東京都が乗り出しましたが都民として大賛成です。
但し、都の行政に対して「ゴミを受け入れるな!」と2000件ものクレームが寄せられたとのことに驚きあきれました。
日本人のけち臭く利己的かつ偏狭な島国根性があらわれていると思い本当に悲しくなりました。あのゴミだらけの惨状を少しでも軽減してあげるべく救いの手を差し伸べるのが同胞への思いやりではないのか。
仮に己の居住地にあのような大震災が発生したら…と思わずにはいられません。

情けないのは震災直後ガレキ受け入れを表明した地方自治体が500近くあったのに、今その数が十分の一の50に激減したことです。私は当初「我も続け」と1000位に倍増すると予測していましたが…
真に情けない国民性で、リーダーたる政治屋の責任は重大です。受け入れない自治体住民らは被災者の心情や経済的なピンチを全く理解しない冷酷無比な愚民だと思います。多少の「死の灰」のリスクも国民全員で負うべき課題です。

そして福島県の農産物をはじめとしてありとあらゆる生産物や、なんと人間まで放射能汚染を必要以上に心配した他の都道府県の住人から接触や受け入れを拒否されたり、受け入れ先の子供からも偏見の目で見られるという異常な事態まで発生していると報道されています。
沖縄基地問題とともに本土の人々が福島のピンチを救うべく利己的な発想を捨てて最大限の協力をすべきものだと強く感じております。災難はいつ何時襲い掛かってくるのかわからないのが我が国の置かれた立場です。