すったもんだの結果やっと決まった受信料の値下げ


地デジ開始時に10%の小幅値下げがやっと決まった。前総務大臣の20%値下げは十分可能の見解は一体どこ絵消えたのか。
いい加減なわが国の政治屋でも一国の大臣がまるで根拠も無いデタラメを述べるとは思われない。可能性は十分あったのだ。

引き下げ額は大きく後退した。経営委員会と執行部のやり取りの概略は最近の議事録で読んだが、執行部の歯切れの悪さや経営者としての資質に大きな疑問を持った。

私はこの腐った組織の元凶は、だまっていても自然に入ってくる現行受信料制度にあるものと思っている。役職員が何らの営業努力をしなくても収入は確保されているのだ。こんな企業は民間には皆無だ。
私は今でも予算未達成時のことを夢で見てうなされている。
NHKは役職員にとっては楽チンで天国のような組織であり、総てに緊張を欠くのでユーザのためにリスクをとらない後ろ向きの姿勢になるのだ。
経済動向は非常に厳しく、おそらく受信料滞納は思い切った手を打たないと増加し続けるだろう。