新政権の責任は重大

この国のトップリーダーが二人も続けてたった1年で仕事を放棄した。まさに前代未聞で、国民から見ると本当に情けなく怒り心頭である。更に自分らの後始末のために見え見えの総裁選に狂奔し、この乱世の時に国会の審議も無く国民生活はズタズタで我々のイライラは募る一方である。
昨日茶番劇も一段落し、ようやく麻生新政権が発足した。選挙管理内閣だと言われておりこれまた多くは期待できないが新首相の責任は非常に重いものがある。

長年の政権政党の失政のつけが今噴出している。首相が今は「平時ではなく乱世」と言ったのは正しい認識だがそれと同時に18人の閣僚について一人一人取り組むべき仕事について指示した。そのことは良いことだと思うがそれだけ責任は重大だということだ。明言した項目は約50近くあった。これは国民への公約だ。まさか総選挙のための宣伝ではないと思うがもしもそのようなことがあれば国民を欺くものだ。

はっきり国民の前で口にしたのだから首相はもちろん大臣らは肝に銘じて死ぬ気で実行してもらう必要がある。ねじれや民主党のせいで出来なかっただの、知らなかっただのとのいい訳は一切許されない。役人を使いこなすとも約束したことを国民は決して忘れないだろう。
中身の無いきれいごとの口先はもううんざりである。政治は総てが実行と結果であることを肝に銘じ、国のリーダーとしての責任を重く重く感じていただきたい。