相撲取りの混迷振りにあきれた

連日、横綱朝青龍問題がマスコミ等で取り上げられている。
彼は若年であり外国人でもあり多くを求めるのはそもそも無理な話だ。20代の人間はまだ子供である。
このような未熟者に横綱の品格だの倫理などを求めることは土台無茶である。横綱審議会の連中は一体どんな考え方で推挙しているのか全く理解しがたい。こんな者を推挙した責任は重大だ。

今度の事件は甘やかされた、わがまま勝手な一人のモンゴル人の若者がとった一つの行動に過ぎない。
彼は別に犯罪を犯したわけではない。相撲も一スポーツに過ぎないが、オリンピックの種目にもなっていない閉鎖的なマイナースポーツだと思っており基本的にはモンゴル相撲と同じレベルのものである。変に騒ぎすぎるのは彼の思う壺だ。

それにしても親方や協会理事長ら関係者の迷走ぶりはまことにみっともない。入れ替わり立ち代り、一体何人のやぶ医者らが彼のところへ出入りしたのか。そして全員が仮病を決め込んでいる彼に追い返されている。
私はずる賢い朝青龍にすべてを見透かされ、なめられたと思っている。
協会幹部らはしっかりした判断を示してそれを断行しないとファン離れは進み、角界はますます衰退してゆくものと思っている。しっかりしていただきたい。