都民無視の石原の血税私物化と恐ろしい発言(苦情)

都知事と私は同年代の人間だ。私は保守の典型で、ある点では気脈が通ずるところもあった。

しかし今回本人のみならず親族や秘書等を巻き込んだ血税の湯水のような使い方がマスコミ等で取り上げられ、それを読むと非常に腹が立つ。「都民を愚弄するな!」と声を大にして云いたい。私は年金生活者だが、昨年相当額の一時所得があり、今年国税地方税共に多額の税金を取られた。

このカネは不労所得ではない。会社の企業年金解散による分配金だ。退職時に一時金を半分に抑え、年金にしたが、これが立ち行かなくなったためだ。元々自分で稼いだ大切なカネだ。湯水のように使える税金とは違う。健康保険料は1ヶ月53000円に、治療費負担は1割から3割に跳ね上がった。

これからの生活設計は厳しい。しかし、税金は法により支払わねばならない。その事は当然だが、その使い方たるや真にいい加減なもので、都庁の役人、議員等をはじめ、知事関係者等らは節約や、経費削減の意識は全く無く、われわれを食い物にしている。大体無能な議員の数が多すぎる。全くヒドイ話である。最近石原氏は著作を出版した。この本を自らが反省をこめつつよく読むべきだ。

オリンピック開催反対者に対して知事が「そんな奴はぶったたけ!」 と言ったと報道された。
真に恐ろしい発言だ。まるでやくざモノと何ら変わりない言い方であり知性のある人間の発言とは信じられない。これが知事なのだから開いた口がふさがらない。この人物は憲法の何たるかも全く分からない人物だ。

私はプロが争う商業主義のオリンピックなどは大反対だ。東京はすでに開催されており開催されていない他国に譲るべきだ。まだ福岡のほうがマシだ。利権あさりの土建屋が儲かるだけの話である。無意味なプランだ。

もう少し都民のことを考えた言動や施策を講じられないのか。云っても無駄なら選挙で実力行使を真剣に考えなければならない。年末を暗い気持ちで過している。