老いもわかきも自殺、自殺の国家

高校の履修漏れ、教育基本法実施のやらせ質問……陰湿ないじめ、異様な人殺し事件の多発、酔っ払い運転の天国、権力者による贈収賄、業者談合と癒着、高利貸の暴力犯罪、悪徳医師の臓器売買、血税のむちゃくちゃな浪費、その結果1000兆円にずきつつある世界一の借金などなどわが国の現状には目を覆いたくなる。
わが国は真に「汚く醜い国」だと思っている。だから夢も希望も無い現状に悲観して自殺者は増える一方だ。  
一方為政者や能無し役人等は責任逃れに躍起になっている。今や一縷の望みは検察や裁判所の厳しく適切な判断だけである。

中でも高校の必修科目の履修漏れ問題で、文部科学省は責任逃れに躍起だ。又同省にとって、教育改革タウンミーティングでの「やらせ質問」も驚くべき陰謀だ。国家のやらせで国民を欺くものであり北朝鮮のことを笑えない。真に「シンジラレナーイ…」と言いたいところだがいずれも事実だ。

文部科学省は教育をつかさどる役所だが、こんなところがこんな陰謀やウソッパチだらけのことを平気でやっていて何が道徳教育だ…と言いたい。我々に言わせればここの役人や政治屋こそ真の道徳教育を受けるべき立場だ。
教壇で自殺するという前代未聞の生徒が現れ、その後続々と自殺や予告が発表されている。学校、教育委員会、教師等がいかに今まで怠慢だったかがよく分かる。こんな実態で基本法を仮に成立させたとしても何ら実効は上がらないだろう。まずわが国のリーダたるべき者が、国民の範となるような考え方と行動を実践するのが先決だと思う。