言論統制

貴党の2名の大物政治屋?であるAとNが、NHK公共放送の事前検閲を行い、圧力で内容を大幅に変更させたとマスコミ報道された。
事実とすれば真に恐ろしい出来事だ。憲法で保障されている言論表現の自由への挑戦である。私は60年前の軍国主義国家の言論統制の暗黒時代の悪夢を思い出した。
NHKの不祥事に対する国民の批判は厳しく、受信料の不払いは増える一方だ。公共放送そのものや受信料制度が問われようとしている。我々はNHKが視聴者のために本当に公平な立場で偏らない放送をしているかに対し大きな疑念を持っている。今度のことは氷山の一角だろう。これでは受信料は今後一切支払い拒否だ。これからもドンドン増え続けるだろう。
私は暮れに行われたNHKの「云いたい番組」に次の意見をファックス投稿をした。参考までに付しておく。

3.政界工作と会計検査院の抱きこみ、チェック能力ゼロの経営委員

こんなデタラメな経理を長年にわたって組織ぐるみで続けながら週刊誌が事実をスクープするまで隠蔽され続けてきた。これは非常に重大な問題である。毎年予算や決算について国会で審議されるが与野党すべてが何の疑問もなく総務省案をシャンシャン総会よろしく承認している。驚くべき無能力さだ。

これはNHKのずるがしこい政界工作や紅白のチケットの横流しによりたくみに追及の手を逃れてきたからだ。政治屋の責任も重大だ。
さらにここの経営委員は全く無能力な人物の集まりで、機能するどころか会長の言いなりになっている連中だ。これ等を全員入れ替える必要がある。本来チェックする役割を担う会計検査院の退職者の天下りを数名も受け入れており、これではチェック機能は期待するほうがムリな話だ。
お詫びと称して倫理規定や行動憲章などを発表しても、単なる作文ではナンセンスであり、全く信用できない悪辣な団体だと思ってている。
◆最後に厳重に注意しておくが、このような批判や意見の取り扱いは一体どのように経営に反映されているのか。都合が悪いメールや電話、ファックスなどは目に付かないように削除しているのではないか。また苦情発言に関するプライバシーの保護等に対してどんな配慮をしているのか。全く信用できない。